ファーストサービスの練習その２ 　　　　　　　　トスを安定させる練習 ファーストサービスが不安定な理由は沢山あります。例えば、 １ 正しいスウィングができない ２ 打点が低いまたは後ろ過ぎる ３　肘が曲がって面が上を向いてしまう などがあります。でも、サーブが不安定な最大の原因はトスが悪いということです。 サーブを安定させるためには、ラケットの軌道が安定しなければなりません。 サーブをするたびにボールを追いかけて相対的な打点が変化していればいつまでたっても安定はしません。つねに同じ位置でボールを捉えること、これこそがサービスを安定させる最大のポイントです。 まず、どこにいてもできるトスの練習をしましょう。 ボールを左手の３本または４本の指先で持ちます。 ボールにはできるだけ回転をかけないでトスを上げてみましょう。 手首を固定してスナップを使わないようにします。 真っ直ぐ上にトスアップします。 トスを上げた腕を動かさずにボールをキャッチします。 ボールはあなたの手の平に落ちてくるでしょうか。 １０回やって１０回手を動かさずにキャッチできるようになれば、サービスの確率がグンと伸びているでしょう。 これは椅子に座っていてもテレビを見ながらでもいつでもできます。 コートにおいては、左足の前４０〜５０ｃｍの所に小さな円を描いてその中にボールが落ちるように練習します。 コートの中でしかサービスの練習はできないと考えていらっしゃる貴方、すぐに取り組んでみませんか？